一次情報について考えてみた.
最近ネットでよく「一次情報」という単語を目にするようになった.
ここでちょっと一時情報について考えてみようと思う.
一次情報は大事?
いきなり、どこかの方言で始まっているが、一次情報はとても大事である.
みんな分かっている.
だから一次情報は自分の足でちゃんと確認しなければならない.
例えばある男の子が女友達に、「可愛い子紹介するね」といわれて、会ってみたら全然可愛くなかったといったよくある話がある.
この場合、男の子にとって一次情報は「全然可愛くなかった」という事実であり、女友だちが言う「可愛い子」は、男の子にとっては二次情報なのである.
何が悪いかと言うと、二次以下の情報には
みんなの“主観”が入ってしまう
のだ.
これが問題.
また、多くの人はこうおもっている.
「オレは普通の人よりはちゃんと伝えられる」
これも問題.
考えてみて欲しい.
世の中にはただ人に伝えることだけでゲームとして通用する遊びがあるのだ.
その名も伝言ゲーム
プロのアナウンサーでも伝えるのは結構難しい.
普通のひとは、まず伝えられないという前提でいたほうが安全なのだ.
だから一次情報が大切なのだ.
二次以下の情報は何が悪い?
メディアやネットなんて一次情報と二次以下の情報が入り乱れている.
ネット社会になってきて一次情報が大切になってきたのは、さらに人を騙してマネタイズしようとする人たちが出てきたからかもしれない.
例えば、ハゲに関するビジネスなんてそうだ.
みんな日本皮膚科学会のガイドラインにどうすればいいかなんて書いてあるのに、CMやネット広告の二次情報に騙されてお金をむしりとられる.
ちなみにこの場合の一次情報はこれだ
↓
参考:男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017 年版
https://www.dermatol.or.jp/uploads/uploads/files/AGA_GL2017.pdf
話は脱線しているが、男性は特に一度は目をとうしておいた方がいい。
情報の一次、二次の選別がネットの潮流を作ってる
しかし、ヒトはなかなかしっかりしている.
ちゃんと、一次情報と二次情報を選別している方法を本能的に選んでいるようだ.
上記のガイドラインようなみんなの常識として明文化されているものもその一つだが、
もっと単純にみんなが選んでいるものがある.
それは、写真や動画である.
通信系のコニュニケーションの流れを考えてみて欲しい.
僕らがまだ子供の頃、ポケベルが流行っていた.
たかが数字を打つのに貴重な10円を失うことの意味を理解するのに時間がかかった.
その後、学生になりメールで友人と連絡をやり取りをするようになった..
好きな子のメアドを入手したくて、入手しても送信できずにやきもきしたもんだ.
その後、mixi、facebookとSNSが流行り、みんな自分の人生の一コマでタイムラインを彩っていた.
いまや、あまり更新しなくなっているが...
ここまでは、ほとんどがテキスト中心のコミュニケーションであったと思う.
だが、やり取りする相手もリアルで会う人がほとんどであるため、一次情報を確保することができた.
しかし、その後、ひとは自分のコミュニティ外の人たちとコミュニケーションを求めるようになった.
その流れに乗るかのように、Twitterの人気が上昇した.
そしてテキストのコミュニケーションは、写真や動画へ進化していった.
動画系ではYoutube やTic tocといったSNSだ.
そして、Voicyみたいな個人が声でつくれるメディアも出てきた.
これは、ライブ感があるというか、なかなか不思議なメディアで個人的にすごく好きで楽しんでいる.
今後はさらにライブ感のあるメディアがじゃんじゃん出て来るのだろうか.
「人生の賞賛」という書籍で前田裕二氏がShowroomというメディアを作っているという.
https://www.amazon.co.jp/dp/B071GX8V8F/ref=dp-kindle-redirect?_encoding=UTF8&btkr=1
さいごに
と、このように通信系のコニュニケーションは、どんどん一次情報で作られるものになっていく.
今後は、どんどん情報量の多い動画、しかもライブ感があって自分がじかに体験できるようなものになっていくのではないだろうか.
遊びや仕事もきっと方向性はおなじだろう.
うまく立ち回っていかなきゃいけないですな!
以上.