日々の学びを書き留める

日々学んだことを記していきます.

電動工具のレンタルについて

駐車場の間口を広げたい。

物件を持っている。

しかし、駐車場の壁が邪魔で駐車がしにくい。

これが原因で、3件ほどお客さんを逃している。

 

この解決法として、駐車場脇の壁を一列削って駐車場の間口を広げたいと思った。

 

必要な工具は電動ハンマー

 家においておくところもないし(狭い)

今回使って、またしばらく使わないので、購入でなくレンタルを選択しようと思う。

 

しかし、コロナ禍で。。。

しかし、コロナ禍でホームセンターのレンタルコーナーはレンタルを自粛。。。

工具は手に触れるものだから、工具を介してウィルスが広まるのを抑えるためらしい。

 

しかしながら、電動ハンマーを借りられるのは島チューのみ。

しかも、小型過ぎて穴あけのみのもの。

 

つまりコロナ禍はあまり関係ない。

 

そこで借りられそうなところをいくつか調べてみた。(とりあえず埼玉県で)

 

工具レンタル会社

ホームセンターを除くと借りられそうなところは以下2つ

・Reレンタル

機械のレンタルはREマーケットにお任せください!

 浦和美園の方にレンタル会社あり。

f:id:hibinomanabi:20200509100315p:plain

なんと、ブルがつく。だけど、折ったときどうしよう。。。。

 

流れは

ネットでレンタルしたい工具を選ぶ。

 ↓

レンタル期間、開始時間を選ぶ。

 ↓

来店して受け取るかか届けてもらうか決める。

 ↓

ログインか新規登録する。

 ↓

カードで支払いを行い、メールを待つ。

 

価格は以下の通り

f:id:hibinomanabi:20200509100743p:plain

なかなかいい。

 

しかし、コロナ禍で4月18日から臨時休業。。。(悲)

開始をまちたい。

 

・南部興産

電動工具 レンタル【nambu】南部興産

川口日本車、埼玉各地に営業所あり。

f:id:hibinomanabi:20200509094652p:plain

nanbu_hummer

流れは

登録(公共料金の領収書、免許証が必要)

 ↓

予約(営業所へ電話)

 

値段は下表のとおり

f:id:hibinomanabi:20200509095459p:plain

基本料×1日の保証料×2となる。

ただし、ブルやジゼルはついていないので購入の必要あり。

保障日数は2なので、1日でもこの値段がかかるようだ。

また、保証金も預けて置かなければならない。(これは返金されるようだ)


 

Reレンタルのほうが良さそうだ。

しかし、コロナ禍め。。。

まあ、もう少し調べてみよう。

 

北アルプス温泉縦走・仙人温泉

仙人温泉小屋

 

黒部の奥の本当に奥に仙人温泉小屋はある。

行った時はガスの中で歩いていて本当に不思議な気持ちになった。

 

この旅ではとにかくテント泊と決めていた。

しかし、ここではテント泊はできない。

なので、宿泊した。

 

暖かな小屋主さん、暖かな食事、暖かな温泉が嬉しかった。

 

温泉はとくにいい。

食堂の扉をあげて、10歩で湯船だ。

 

湯は近くの源泉から引いていて、

近くの川から水も引いている。

そんなざっくばらんな温泉だ。

 

湯に浸かると遠くに唐松岳頂上山荘の明かりが見える。

ぜひ一度行ってみるといい。

f:id:hibinomanabi:20190206221210j:plain

仙人温泉小屋の温泉。ランプの明かりが落ち着く。

温泉の効能

美人の湯

温泉の効能はなぜか食堂に飾ってあった。

効能は美人の湯。

意味不明だ。

 

ちなみに、女性用の風呂もちゃんと用意されていた。

仙人温泉小屋 女湯

仙人温泉小屋 女湯

sennin.serveftp.net

 

祖母谷温泉を後に。

雨の後の日の夜は朝露がすごい。

だけどこの日は、本当にいい天気だった。

 

朝から黒部渓谷の谷底に朝日が眩しく落ちてくる。

 

テントについた雫を払いながら、朝食の準備をする。

今日はいい日になりそうだ。

 

朝ごはんは、アルファ米のご飯。

半分食べて、半分をお昼ご飯にする。

一人での行動だから、とくにゆっくりご飯を食べる必要もない。

 

食べたい時に食べて歩きたい時に歩いて、いい景色があれば立ち止まる。

そんな登山だ。

 

テントを片付けて、今日も出発だ。

 

6:30祖母谷温泉出発

 

祖母谷温泉小屋のおじさんに昨日のお礼をして、橋を渡る。

振り返ると、祖母谷温泉の小屋の全貌が見える。

 

こんな宿だったのか。

f:id:hibinomanabi:20190206221930j:plain

祖母谷温泉小屋 朝日が似合う宿だ。

 

ここから少しアスファルト。いや、コンクリートだな。

まあまあ文明の力を感じる道だ。

 

そして、けっこうボロボロだったりする。

 

長いトンネルがあって道は急登である。

左は崖が空まで伸び、右を見れば川まで崖が切り立っている。

 

なかなかの陸の孤島だ。

 

しばらく歩くと温泉宿がちらほらある。

そして欅平駅に至る。

 

これまた、近代的な駅、トイレもウォシュレット付き。

山の中にこんなトイレがあるなんて。。。

 

さて、この欅平駅

これは黒部渓谷鉄道の終着駅だ。

 

しかし、地図を見るとさらに奥につながっている。

 

阿曽原温泉駅や仙人温泉駅。

そんな駅がちらほら見える。

 

しかし、こちらの駅は関西電力が黒部湖(昔はクロヨンってよんでいた)から伸びる電線網の整備のために使われる、作業用の鉄道なのだ。

 

ということを調べた。

ここは電波(softbank)が通っているのだ。

さすがは文明の力の結晶、駅である。

 

地図で線路があるから阿曽原温泉駅まで電車でいけるかな、と期待したが甘かった。。。

 

というわけで歩いて先を進む。

 

7:30欅平駅ー水平歩道へ

 

水平歩道から阿曽原温泉へ

水平歩道。

山の中なのにとても人工的な名前だ。

 

それもそのはず、ここも関西電力が黒部湖から伸びる電線網の整備のために使われる作業用の道なのだ。

そして、この道は人の手によって作られたようだ。

黒部川から伸びる絶壁をコの字にくり抜いて作った道で、なかなか圧倒される。

 

かつてドラえもんの映画で、「ドラえもんのび太のパラレル西遊記」という映画があった。

子供の時に好きで何回も見ていたのだが、その中で三蔵法師が出てくる。

そして、まさにそんな断崖絶壁にくりぬかれた道を歩いているのだ。

 

歩きながらそんなことを思った。

f:id:hibinomanabi:20190206223954j:plain

水平歩道。黒部川の断崖絶壁にある一つの水平な線である。

この道、けっこう人とすれ違う。

 

登山を楽しむおばちゃんグループや足袋をはいた大工夫のにいちゃん達。

 

昨日のルートでは宿以外でだれとも合わなかったので、ちょっと嬉しかった。

 

道もなかなか面白い。

スリル満点な木道があったり、

f:id:hibinomanabi:20190206223816j:plain

探検気分を味わえるまっくらなトンネルもある。

f:id:hibinomanabi:20190206224525j:plain

水平歩道。 冒険心をくすぐってくれるトンネルだ。

そのうちの一つは、昨日の雨で水がたまっており、踏み入れたら膝まで浸ってしまったものもあった。

登山で靴の中を濡らすのは要注意である。

 

他にも、撮影ポイントが用意されており、大きな滝もある。

f:id:hibinomanabi:20190206224904j:plain

折尾の大滝。撮影ポイントであり、給水ポイントである。

そんなこんなで観光しながら歩いていると、遠くに小屋が見えてくる。

 

阿曽原温泉小屋だ。

阿曽原温泉

f:id:hibinomanabi:20190206225104j:plain

阿曽原温泉小屋 山の中に自販機がある!

13:00阿曽原温泉小屋

ここまできたがトラブル。

初日からずぶ濡れで、水平歩道でも見ずに濡れてしまい、足に豆ができたようだ。

 

なやんでいると、小屋の人がバンドエイドを数枚くれた。

包帯とかテーピングとか持っているくせに、そういうものは持っていない。

小屋のおばちゃんに感謝だ。

 

さて、今回の登山の目的は温泉である。

ここも入ってゆかねば。

 

しかし、この時運悪く掃除中で、お湯が空っぽであるとのこと。

というわけで、せっかく来たがお預けとなってしまった。

 

残念。

 

ここで一人のトレランシューズのおじさんが現れた。

どうやら僕と同じく、水平歩道を来たらしい。

 

阿曽原温泉でタバコを一本空い

「仙人温泉小屋にいくのかい?予約してるのかい?」

と聞いて来た。

「いえ。」というと

「それなら先に行って、宿主さんに行っておいてやる」

そう行って、そのおじさんは先を急いで行った。

 

なんとなく、負けてられない。

 

ぼくもそのおじさんを追いかけていくことにした。

 

仙人ダムから雲切新道へ

 

おっさんは早い。

この縦走の前の週は、トレランのレースに出ていた俺でも追いつけない。

って、まあ、こちらはテント背負っているんだけども。

 

シャンシャンとなる熊鈴を追いかけていくと

権現峠をこえて、とても山奥とは思えない大きなマンションのような建物がある広場に出た。

 

正直、登山道かどうか迷う。

 

古い轍もあって、なんだか不思議な雰囲気だ。

 

仙人ダムのトロッコ跡

権現峠の先の原っぱ ワダチがあった

ちなみにこちらは登山道ではない。

 

なんとなく、踏み跡を進むと、なんだか大きな鉄の門の中に続く。

 

仙人ダムの入り口の鉄格子

仙人ダムの入り口

 

この鉄の扉、なぜとても頑丈なのかというと、熊よけのようだ。

熊を入れないためだけにこんなに頑丈な扉があるのがとても不思議だ。

 

ちなみに中はまた不思議な空間だ。

仙人ダム 鉄格子の奥は廃墟跡

仙人ダム 鉄格子の奥は廃墟跡だった

 まるで廃墟。

 

この先は、何処かの会社に紛れ込んだような通路が続く。

 

中では社員が働いていたようなオフィスもあった。

こんなところで、こんな登山野郎に出くわしたら。。。

「コラッ」

と怒られるんじゃなかろうか。

 

そんな不安を感じながらつう度を歩く。

 

f:id:hibinomanabi:20190208213203j:plain

 

しばらく歩くと線路にぶつかった。

仙人ダム。 登山道?とトロッコ電車の交差点

仙人ダム。 登山道?とトロッコ電車の交差点

右側の轍のある通路の奥からは、生暖かい風とゴォーという音がきこえる。

 

反対側は、橋を通り奥のトンネルにつながっている。

f:id:hibinomanabi:20190208213535j:plain

欅平のところで調べた、一般人は乗車できないエリアのトロッコの線路がこれなのではないだろうか。

 

ということは、この線路はそのまま黒部ダムまでつながっている。

 

黒部ダムは戦前にできたらしい。

戦前にこんな山奥にこんな設備をつくることができたのか。。。

と、とても不思議な感じがした。

 

しかし、このダンジョンは楽しい。

まるでファイナルファンタジーⅦのミッドガルだ。

 

そんなことを考えながら歩いていると、外に出た。

 

やはり大自然の中だ。

振り返ると先ほどのトロッコの線路が通る橋が見える。

f:id:hibinomanabi:20190208215911j:plain

その下からは、ものすごい水量が吹き出ている。

 

足元まで振動がくるような、ものすごい水の音であった。

 

さらにしばらく進むと、垂直に近い梯子が見える。

 

ここが雲切新道の始まりだ。

f:id:hibinomanabi:20190208220122j:plain

白馬エリアにいた時は寒かったが、ここは標高も幾分低い。

 

そして季節は9月、まだ残暑が残るはずの時期である。

この水に飛び込んだら気持ちよさそうに感じた。

 

しかし、コースタイムはここから4時間30分が標準。

先を急がねばならない。

 

地図をみると等高線が密集している。

こういう梯子は標高を稼げるからとても助かる。

 

雲切新道を通って仙人温泉小屋へ

さて、この辺りは豪雪地帯だ。

冬は人が入れるわけはない。

けれど、一部のクレイジーな人が黒部横断といって冬山登りを一つのステータスとしているが、ここは通り道なのだろうか?

 

雪の力は偉大だ。

おそらくたくさんの雪崩が起きているのだろう。

 

だから木は面白い形をしている。

f:id:hibinomanabi:20190208221858j:plain

雲切新道の急登。 ゴッチン坂

上から見ると、腰掛けるのにちょうどよさそうだ。

 

しかし今は登りである。

頭をぶつけるのにヒヤヒヤした。

 

だから、こういう名前なのか、ゴッチン坂。

 

なんとなく、親しみを覚える名前だ。

 

しかしここはすごい急登だ。

ところどころに裏剣という字がみえるが、ここは剣岳と関係があるのだろうか?

 

先ほどのおっさんはもう着いているのだろうか?

 

このまままた夜になってしまうのだろうか?

 

と、

急登がすごいといろんなことが頭を過ぎる。

 

なるべく無心になって、時計の標高を見ながら登る。

もちろん、数を数えながら。。。

 

しばらく歩くと、「小屋のぞき」という看板があるところに出た。

 

本当ならここから仙人温泉小屋が見えるのであろうか?

雲切新道。 小屋のぞき

雲切新道。 小屋のぞき

景色は真っ白。

どうやら雲の中に入ったようだ。

 

時刻は16:00ちかく。

 

さらに歩くと水場があって、

そして、川に差し掛かった。

雲切新道。 川。 もうすぐ小屋かな。。。

雲切新道。 川。 もうすぐ小屋かな。。。

ここの川の水を触ると、暖かい。

小屋の名前は温泉。

川の水は温泉なのだろうか。

 

そして小屋は近いのだろうか。。。。

もう結構体力がきつい。。。

 

と思っていたら到着した。

 

17:30仙人温泉小屋

 

仙人温泉小屋

仙人温泉小屋。 クマが出るのか。

仙人温泉小屋。 クマが出るのか。

小屋に着いた時はホッとした。

 

到着すると先ほどのおっさんと別の登山客の方がいた。

奥の方の小屋主の方に声をかけながら、

「早かったな、テント担いでるのに大したもんだ」

といってもらえた。

 

雲はついさっき出て来たらしい。

それまではとてもいい景色だったようだ。

 

そんな会話をしていると

奥の方のくらがりから、ぬーっとクマのような小屋主さんが出て来た。

 

小屋の前の看板のクマ注意はこのことか。

 

と思ったのは声には出さなかった。

 

ここはテント泊はできない。

それがとても嬉しかった。

 

テント泊は楽しいが、やはりちょっと辛い。

だいたい初日が雨の中だったし荷物もびしょびしょだ。

 

そんな僕を見て、奥の方の庭みたいにテーブルが置いてあるところで干したらいいということで、遠慮なく荷物を全部だして干させていただいた。

 

暗くなるにつれて、雲はだんだんと晴れていった。

明日の朝には乾くといいな。

 

そのあとに、もうご飯の時間だった。

 

そうこうしているうちに食事の時間となった。

 

 

 

ご飯は豪華。

仙人温泉小屋。 夕食。

仙人温泉小屋。 夕食。豪華だった。

味噌汁に山菜に佃煮に。ご飯は山盛りだ。

炊きたてのご飯がこんなにうまいなんて。

 

小屋主のかたは埼玉県の所沢の人で、埼玉に住んでいることを話すとビールをくれた。
普段は飲めないが、山では毎晩ビールを飲む。

下界と違って山で飲むビールはなぜかうまい。

 

先ほどのおっさんが前に座っていて、いろいろ話していた。

 

この方もかなりの山男のようだ。

奥さんに3万円渡されて、「これで遊んで来な」と言われ、ここに来たらしい。

 

ふゆも西穂高岳の方に入ったりするようだ。

 

北アルプスの温泉巡りをしていることを話すと、

「大冒険だね〜」 としみじみいってくれた。

 

嬉しかった。

 

それと、オススメの温泉を教えてもらった。

 

上高地の南の釜トンネルのところにあるという

卜伝の湯。

 

北アルプスの秘湯を巡っている野良そこは絶対行くべきだ」

 

と小屋主さんとおっさんともう一人いた方もうなずいておられた。

 

最後にそこは絶対行こう。

そう心に決めたのであった。

 

さて、食事の後は温泉である。

 

食堂の扉を出て10歩で温泉に入れた。

あたりはもうほとんどくらい。

なので、ランプの灯りをつけてくれた。

とても良い雰囲気だった。

 

f:id:hibinomanabi:20190208224924j:plain

仙人温泉小屋 温泉 これは朝の写真

写真を撮ったが暗くて撮れなかったので、朝に写真をとった。

 

温泉には、温泉と川の水が黒くて太いゴムホースで惹かれている。

川はそのまま源泉掛け流しで、そのまま流れていく。

 

湯量はすごい。

 

湯に手を当てると熱いが水なら触れる。

なかなかの水圧だった。

温泉の圧力も見た感じ同じようなものだ。

 

遠くの山に灯りが見える。

どうやら唐松岳頂上山荘の灯りのようだ。

 

前に歩いたな〜と思い出しながら眺めていた。

まえにいった山を遠くから眺めるのは楽しい。

 

そして、

上を見ると星がとても綺麗た。

そんな風にして温まった。

 

温泉を上がって、この夜は暖かい布団で眠った。

 

なかなかいい夜であった。

北アルプス温泉縦走・祖母谷温泉

祖母谷温泉について

富山から宇奈月まで出て、黒部渓谷鉄道に揺られて3時間。

終着駅の欅平駅から歩いて45分。

祖母谷温泉は、そんな人里離れたところにある。

f:id:hibinomanabi:20190204215212j:plain

北アルプス 祖母谷温泉

温泉は外湯と内湯、2つある。

それぞれ違う泉質であるらしい。

(この縦走の最後の方に槍沢ロッジで話したおばさまにお教えいただいた)

訪れる方は、ぜひ両方楽しんではいかがだろうか。

 

北アルプス 祖母谷温泉 外湯

北アルプス 祖母谷温泉 外湯

効能:

胃腸痛 神経痛 ヒフ病 婦人病 

 こちらも確か、テント場500円で入浴できたような。。。

 

いい温泉でした。

 

では、旅の続きです。

 

白馬鑓温泉を出発。一路白馬頂上宿舎へ

 

昨夜は雨も上がり一安心していたが、目を覚ますとテントにポツポツと音がしていた。

 

嫌だな〜とおもいながらも朝食を作り、身支度をする。

きのうも濡れていたから服が冷たいから、ひとまず温泉で体を温めた。

 

テントに戻って雨具を着て、テントから外を見計らう。

雨が弱まったかなと思った隙に急いでテントを片付けた。

 

昨晩温まった鑓温泉。

またいつか着たいな、と思いながら後にした。

7:30白馬鑓温泉小屋出発

 

道中は、昨日来た道を白馬山荘までひとまず戻る。

昨日は下ったが今日は登りだ。

にもつも濡れてずっしり重い。

だけど、なぜか上りの方が楽に感じてサクサク登る。

 

だけど、鑓温泉分岐についた時にはもう10時になっていた。

 

鑓温泉分岐。

なんか、憎めないやつだ。

 

北アルプス 鑓温泉分岐

北アルプス 鑓温泉分岐

雨はいまだに降ったり止んだり。

絶景のルートなのに真っ白で何も見えない。

 

白馬鑓、杓子を超えると白馬白馬岳頂上宿舎が見えて来た。

昨日仲良くなったトレランカップルはここに宿泊するといっていた。

まだいたら嬉しいなとおもいつつ、そんなわけもない。

こんな天気だもんな。

 

11:00白馬岳頂上宿舎着

頂上宿舎のカフェ?で一休みでルートと天気を確認。

明日からは天気も良さそうだ。

今日のルートは長い。

ここからさらに祖母谷温泉まで下る。

標高差は2000m以上だ。

早く晴れればいいのに、と思いながら先を急いだ。

 

百貫の大下りを下って祖母谷温泉

 白馬岳頂上宿舎を出ると、一面の広場が広がる。

ところどころケルンが組まれていて、なんとなく登山道が形成されている。

 

f:id:hibinomanabi:20190205220555j:plain

白馬の山荘エリアから旭岳方面へ。

晴れていればいいが、雨の中なのでやや暗い。

気味が悪い。。。

 

数年前に、これから行こうとしている百貫の大下りを祖母谷温泉方面から登って来た方々がいた。

ここまでくるのに天候は悪く、登山者たちは軽い低体温症になっていたそうだ。

この岩の広場までくれば、白馬山荘までは後少し。

なのに、低体温症の登山者たちは、このあたりのあとちょっとのところで倒れ、なくなったという。

 

そんな話を思いたした。

 

こんな時はいつも、なんで一人でやまに登っているんだろうと思う。

だけど、自分で決めたことた。

 

しかし、時間もやや予定よりおくれている。

と、不安なこころが襲ってくる。

 

こういう時は、何も考えないのがいい。

 

ただただ、数字を数え上げて進むことにした。

 

ここのルートは大きく下る。

そのため、景色も大きく変わっていく。

 

すこし歩くと、高山植物が出てきた。

 

f:id:hibinomanabi:20190205221620j:plain

一面のニッコウキスゲ。地元の土地の名前が入っているのがうれしい

見たこともない大きな猫じゃらしのような花や、

ニッコウキスゲが群生していたりする。

 

雲の下に出たのか、雨が上がったのか、視界が開けてくる。

天然の水玉模様に覆われた花たちもなかなかいい景色である。

 

さらに進むと、ジャングルのようなところになる。

ロープを伝って降りるところもあったりするが、基本的には森の道だ。

 

14:00帰不岳避難小屋

 

しばらく進むと、避難小屋が見えてくる。

 

こういう小屋をみると、いつも中を見たくなる。

でパチリ。

f:id:hibinomanabi:20190205222240j:plain

帰不岳避難小屋。 中には寝袋らしきものが干してあった

なかなか悪くない作りだ。

 

ここで泊まるか。

と一瞬考えがよぎる。

 

しかし、今回の旅は温泉。

祖母谷温泉まで頑張ることにした。

 

そしてここからが辛かった。

 

終盤、大きな岩の階段になり、どすどすと下ってしまう。

 

25kgの荷物。

雨で湿ってもいる。

流石に足に来た。

 

後どれくらいだと嘆きながら下る。

 

歩いて、だんだん暗くなる。

 

暗くなったところで、下りが終わった。

f:id:hibinomanabi:20190205222804j:plain

祖母谷温泉側から白馬に登る登山道の入り口。あたりは真っ暗。

なんとか祖母谷温泉側からの登山道の入り口

いやいや、ここは下山口だったのか。

 

確かに、ルートの名前も百貫の大下りだ。

 

後少しで、祖母谷温泉と思うが、ここで道に迷う。

 

水があるわけではないが、どうやら川の中を歩いているらしい。

 

ちょっと戻ってルート確認。

もうとてもくたびれている。

 

ここで、テントを張って休んでしまおうか。。。

 

そう思って、ひとまず地図で位置を確認。

 

後少しだった。

 

そんなこんなでやっとついた。

 

北アルプス奥地の暖かな宿、祖母谷温泉

道路がアスファルトになって、橋の向こうに明かりが見えた時はホッとした。

 

取り合えず、宿の戸を叩き、テント場の手続きをする。

 

そちらだよとテント場を教えられる。

案内された先に温泉はあった。

 

なかなか開放的な温泉だ。

 

f:id:hibinomanabi:20190205223545j:plain

祖母谷温泉。長い道のりの後でホッとする。

長い道のりでお腹が空いたので、そそくさとテントを張り、ご飯にした。

今夜はカレーだ。

 

そうすると、宿のおじさんが余ったからとわかめの味噌汁を持って来てくれた。

疲れた体にとても嬉しかった。

 

食後、ゆったり温泉に使って温まったのであった。

北アルプス温泉縦走・白馬鑓温泉

白馬鑓温泉について

北アルプスは白馬岳。

それを含む白馬三山。

白馬岳、杓子岳、白馬槍ヶ岳

北アルプスの白馬は、すべて“しろうま”と読む。

 

その3つ目の白馬鑓ヶ岳の南を、東側に下ると白馬鑓温泉がある。

f:id:hibinomanabi:20190205210952j:plain

白馬鑓温泉 朝は雨であった

 

www.hakuba-sanso.co.jp

 

2018年の営業期間は7/25~9/26までであったそうだ。

 

わずか2ヶ月。

短い。

 

泉質は良い。

湯の花が浮いてるため、気持ち白っぽい感じであった。

泉質 : 

含硫黄- マグネシウム・カルシウム -炭酸水素塩温泉[硫化水素型] (低張性中性高温泉) 

 登山中に嬉しい、筋肉痛や疲労回復に効く効能がある。

適応症 :

神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、冷え性疲労回復、慢性皮膚病、糖尿病など

 

温度は、ちょっと熱い!

というのが感想である。

なかなか気持ちよく浸かることができた。

 

女性用の時間もある。

190:00 - 20:00

普段は、女性用の内湯と混浴の外湯があるようだ。

 

外湯は開放感抜群であるが、女性湯時間には闇のとばりが降りる。

それで、内湯が混浴、外湯が女性用になるのだ。

ヘッドランプをつけて入っていた(みたい)

 

 

北アルプス温泉縦走の目的

2013年の9月に北アルプス温泉縦走をした。

 

ルートの予定は以下。

栂池スキー場 ロープウェイ降り場

 ↓

白馬鑓温泉

 ↓

祖母谷温泉

 ↓

仙人温泉小屋

 ↓

雷鳥

 ↓

劔岳

 ↓

雲ノ平

 ↓

高天原温泉

 ↓

槍ヶ岳

 ↓

上高地

 

山登りは風呂に入れない。

そんなセリフを聞いた。

 

そんなことはない。

なぜなら温泉は山にあるから。

 

そんなことの証明をテーマに始めたので、目的は北アルプスの温泉巡りとなった。

 

 

北アルプス温泉縦走のスタート、そして寝過ごす。。。

前日は職場の同僚とビアガーデンで飲んでいた。

 

まだチケットを取ってなく、ビアガーデンを抜け出してはみどりの窓口にかようこと10回ほど。

やっとでたキャンセルをつかんだわけだ。

 

自宅に帰って、荷物を担ぎ、新宿に向かう。

深夜を少し過ぎて、新宿からムーンライト信州にのり、旅立つ。

 

f:id:hibinomanabi:20190205210743j:plain

8時丁度のあずさ2号。ではなく深夜過ぎのムーンライト信州

新宿から松本にいく車両は“あずさ”だと思っていた。

狩人という双子ユニットが「あずさ2号」という歌を出していて、それをテレビで聞いていた世代だ。

車両は違えど、頭にはその歌がずっと流れていた。

 

いわゆる夜行列車。

数多くの大きなザックを背負った人たちに囲まれて、電車に揺られる。

寝ようとしたが、ワクワクと窮屈さでなかなかねれず。

たぶん、少しだけ眠っていた。

 

松本に到着し、ローカル線に乗り換える。

白馬駅でさらに乗り換えて1車両しかないローカル線だ。

白馬は人が多かった。

 

目指すは白馬大池

電車に乗り込む。

 

次の駅で地元の高校生が乗ったあと瞬きをした。

目を開けると、降りる予定の次の千国駅であった。

 

寝てしまったのである。

 

あわてて降りて、頭を巡らす。

歩いてスキー場まで行くか、

はたまた、電車を待つか。

頭をめぐらしていると、すぐに電車は来た。

 

30分ほどロスしたが、無事に白馬大池につき栂池高原スキー場のロープウェイ乗り場に着く。

そして、家でプリントアウトして来た登山届けを出して、上を見上げる。

 

山の上は雲がかかっている。

長い縦走では必ず雨に降られる。

防水対策は完璧だ。

 

さーて。

大冒険の始まりた。

 

白馬岳へ

今回の登山では一つ新しい試みをしていた。

ストックの利用。

 

荷物の重さはだいたい25kg。

前の縦走時に、山の中で話をする人みんなに聞かれた。

「何キロ?」

 

当時は、何も知らず無駄なものもたくさん持っていた。

だから今回よりも重かったはず。

 

だけど今回は重さを知ってしまっている。

ずっしりくる。

さて、どこまで持つか。

 

木で階段を作っている区間をこえ、公園のような風景の天狗原を超え、雪渓混じりの岩場を超えて、乗鞍岳の頂上にたつ。

霧状の雨がふって来た。

 

f:id:hibinomanabi:20190205211318j:plain

雨なのに結構人がいた。

 

やや強くなって来たので白馬大池山荘でココアを飲む。

ここで、おいこせ追い抜けをしていたトレイルランカップルと仲良くなる。

目立った大きな荷物に興味が湧いたらしい。

 

北アルプスの温泉を巡りながら上高地を目指していること、を話すととても興味を持ってくれた。

 

白馬鑓温泉の話で盛り上がり、楽しい束の間の時間を過ごした。

2人とfacebookのIDを交換しした。

 

外の雨は強くなって来たようだ。

先は長い。

雨具に上下とザックを包み、白馬大池を出る。

ここからが本番だ。

 

ここから先は硬い砂のような地面が続く。

水はけがよく、雨が強くとも水たまりができないのが幸いだった。

 

小蓮華山まで、軽快にストックを使い歩く。

斜面はなだらかだ。

雨でなければ絶景のなかを歩くんだろうなと思いながら、淡々とすすむ。

 

こういうときは、数を数えるのがいい。

1、2、3、・・・97、98、99、100

でまた1からだ。

のちのち知ったが、カウントアップメディテーションというものがあるらしい。

 

山は辛い。

辛いから自分の体の今に集中する。

無駄なことは考えなくなる。

だから、脳が成長するから山に登る人は穏やかな人が多い。

 

そんなことを考えていると、前を雷鳥がいた。

f:id:hibinomanabi:20190205211431j:plain

つがいの雷鳥 ツガイのようだ

雷鳥は初夏〜夏に出会うようだ。

その時期によくつがいの雷鳥にであう。

 

そして、夏の終わりにである雷鳥は変な鳴き声をする。

鳴き声がどこからするか、はじめはわからない。

それできょろきょろすると、周りにちいさな子供達がいるのだ。

 

秋になると、集団の雷鳥に出会う。

夏の終わりのこども達が育って、母親にくっついているのだ。

きっともうすぐ巣立ちなのだ。

 

まわりは雨と雲で真っ白だ。

こんな時に雷鳥はよく出てくる。

ぜひ、北アルプスに登って天候がくずれてしまったら、そんなことを楽しむのもいい。

 

こんなことを考えているうちに白馬岳に到着した。

前に来た時のまんま、山頂を示す道標が立っている。

 

誰もいない。

こんな天気だもんな。

 

今日の目標はまだ先だ。

写真を一枚だけ撮って、先を急ぐ。

 

f:id:hibinomanabi:20190205211951j:plain

誰もいない白馬岳。ほんとに一枚だけってかんじの写真になった

白馬山荘で少し休憩をし、

さらに先を急ぐとすれ違う人が出て来た。

 

今日は人が少ない。

少ないから、誰かに会うのが嬉しい。

 

天狗山荘から白馬山荘に向かうパーティの一人の女の子が僕と同じ雨具をつけていた。

 

一人の寂しさと、同じセンスの人という嬉しさから挨拶ついでにこういった。

「同じ雨具ですね。」

すると、

「奇遇ですね。ストックも同じだ」

そんなやりとりをした。

 

先ほどのトレランカップルから後から聞いたのだが、

白馬山荘でこのパーティと僕の話をしてくれていたようだ。

 

山では孤独を感じる。

だけど、だからこそ人との繋がりはできやすい。

そんなことを思った。

 

白馬三山をこえ、鑓温泉分岐の道標のところ。

あとは超えるだけだ。

 

鑓温泉分岐から鑓温泉へ

 

f:id:hibinomanabi:20190204221252j:plain

鑓温泉分岐の道標。なんか憎めないやつだ。

鑓温泉分岐にはこう書いてある。

鑓温泉まで2時間30分。

 

まだまだだ。

 

ここから少し下ると温泉マークがある。

 

もうすぐ温泉か。と、温泉旅館に泊まっていて、離れにある露天風呂にでも行くかという気分になってすこそ気分がほころんだ。

 

そんな気持ちもあり、写真をパチる。

 

f:id:hibinomanabi:20190205212235j:plain

これほど存在感のある温泉マークがあろうか。

でも、まだまだなんだ。

 

まだ曇っていたが雨は上がっていた。

 

 黙々と下るが、下りは足にくる。

何回か休憩を挟みながら下った。

 

雨上がりということもあり。

鎖場は小さな川になっていた。

慎重に慎重に進んだ。

 

ここを超えると、柵や階段が出てくる。

 

こういうものが出てくると、小屋が近い。

 

そして、到着した。

 

白馬鑓温泉

やっと念願の今回の縦走での温泉第1号である。

 

まずは、お金を支払いテン泊の準備をする。

宿泊者は温泉は無料らしい。

 

ありがたい。

 

ちょうどご飯の時間でもあったようで、小屋の中では湯上りっぽい宿泊者が美味しそうにご飯を食べていた。

心なしか、女性が多く感じた。

 

受付でビールを買ってテント場に向かう。

途中、ちょっと温泉をのぞいてみる。

 

当時、温泉は青い暖簾がかかっていて、

そこを超えると右手に簡易的な脱衣所、そして一面の温泉という作りであった。

 

f:id:hibinomanabi:20190205212644j:plain

白馬鑓温泉 こんかいの縦走の第一号だ

テン場に降りて、テントを張る。

ふと見上げると裸のおっちゃんが見えた。

 

そうなのだ。

先ほどの温泉だ。

 

なんて開放的なのだ!

 

そそくさとテントを立て、荷物を整理し、

山の醍醐味をかんじながら僕も温泉に浸かる。

温泉は広くてちょっと泳げる。

 

少し熱い、雨で冷えた体にはとても暖かかった。

多少湯の花もういていて白っぽくも見えるが、無色透明。 

 

とてもいい湯であった。

 

夕食後にビール缶を返しに受付へ行くとき、暗がりにヘッドランプが見えた。

女性湯の時間である。

 

ヘットランプの明かりは見えるが、人の姿は見えない。

 

なかなかうまい仕組みだなーと思って、一夜は過ぎていったのであった。

 

 

トレイルランの練習:登山をする

2019年のUTMFに出場することにした。

 

2018年で男子100位以内に入ることができたので、抽選なし自分の意思だけで出場を決められるわけだ。

 

169キロという尋常でない距離を走るため、しっかり練習をしなければならない。

ここでは練習ではずせない要素「登山をする」について話そうと思う。

 

トレランなのに登山?

トレランは普通のロードを走るマラソンと決定的に違う要素がある。

そう、“山の中を走る”と言うことだ。

そのため、登山をすることをおすすめする。

 

山では普通のロード、アスファルトの上と違って、上りもあれば下りもあり、滑りやすい所もあれば岩がゴロゴロしたガレ場もある。挙げ句の果てには崖をよじ登るようなところさえある。

 

トレランのレースに出るとそんなことはよくあること。

そんなところでモタモタしていたら大きな時間なロスにつながる。

 

普段の練習とするならば走ることは重要でない。

まずは、登山を複数回こなして、体を慣らす。

 

その意味で必要なのだ。

 

また、山ではロードに比べて自分の体のエネルギー消費量が驚くほど異なる。

汗の量も尋常じゃないくらい掻くし、食べたものもすぐにエネルギーとして消費されてしまう。

トレランのレース中一番怖いのはハンガーノックと呼ばれる症状である。これは、体内のエネルギーを使い果たしてしまい、動けなくなることだ。まず走れない。そして、体温が下がり、脈拍があがらない自覚症状を感じるだろう。

食べてしばらくすると治るのだが、多くの人が普通の生活で経験することはない。普段ランニングをしている人もここまで自分を追い込む人はまれであろう。

つまり、山での自分のエネルギー消費量を把握す必要があるのだ。

 

この意味でも重要なのだ。

 

また、特にトレランを目的に山に入る人で見落としがちなことであるが登山届けを出すことである。

これは万が一遭難した時の救助のためと思われているが、実際は万が一が起こる確率を下げるためにおススメする。

登山届けには、コースと行程表、自分の装備を書く欄がある。これを計画することに意味がある。

 

コースを書くには、山を調べればならない。

行程表を書くには自分のペースを知らなければならない。

装備を書くには、山でどんなことが起こるのかを想像しなければならない。

 

自分自信が現在認識していることを書き出すことに意味がある。

 

それを写真に撮って登山後に見返すと、自分に必要なものが増える。

 

登山ポストに入れる前にササッと書くので構わない。でもできれば、前日にしっかり登山届けを書くことをお勧めする。

 

登山をするたびに自分自信への解像度が上がっていることに気付けるのでおススメだ。

 

 

特にレース直前では、違う考え方になるがそれはまた別の機会に話すこととする。

 

トレランの練習にいい山はどんな山?どんなコースをとるべきか?

 

目的は山に体を慣らすことである。

そのため、狙っているトレランのコースに近い山が“いい山”ということになる。

様々な傾斜があり、樹林帯かられ場もあるコース、狙うトレランレースによっては砂地が必要かもしれない。

 

多くのトレランレースでは試走ができるところもあるので、自分の条件が許せばそれに参加するべきだろう。

しかし、個人のタイプによって冒険心が強い性格の人にはオススメしない。

 

そして、コースは標高差を稼げるコースを選ぶのがいい。

例えば、スタート地点が800mくらい、頂上が2000mくらいなど、最低1000mはアップダウンがあるところがオススメだ。

自分が行ける範囲の山でいいと思う。いくつか計画的に登るって見ると良いと思う。

 

トレランの練習で登山をするときに注意することは?

主に注意することは“走る”ときのことになる。

まずはこれ。

怪我をしないことである。

日常生活やロードとは違う環境に身を置くことになるため、足元の石や根っこにつまづいたり、木の枝にぶつかったりする事が意外に多い。

これらに注意して怪我を防ぐ事が大切である。

 

登山道はせまい。そして、山にいくと驚くほど多くの登山者がいることに驚くと思う。

まずは山のマナーを守ることである。

(傾斜した登山道ですれ違うときは、登る人が優先など)

 

とはいえ、登山者のメインは50代から60代がメインとなる。

安全面のためシーズン中の百名山のメインコースは避けるのが無難である。

例えば、二百名山や三百名山の山で走ってみたり、百名山であっても長くて人が少ないコースを走るのが良いと思う。

 

走る前にまずは登山者として、山に入ってコースを確認するのが良いと思う。

良い練習コースを見つけるためにも普段から山に登るというのをお勧めしたい

 

以上

 

一次情報について考えてみた.

最近ネットでよく「一次情報」という単語を目にするようになった.

ここでちょっと一時情報について考えてみようと思う.

 

 

一次情報は大事?

 

いきなり、どこかの方言で始まっているが、一次情報はとても大事である.

みんな分かっている.

だから一次情報は自分の足でちゃんと確認しなければならない.

 

例えばある男の子が女友達に、「可愛い子紹介するね」といわれて、会ってみたら全然可愛くなかったといったよくある話がある.

 

この場合、男の子にとって一次情報は「全然可愛くなかった」という事実であり、女友だちが言う「可愛い子」は、男の子にとっては二次情報なのである.

 

何が悪いかと言うと、二次以下の情報には

みんなの“主観”が入ってしまう

のだ.

 

これが問題.

 

また、多くの人はこうおもっている.

オレは普通の人よりはちゃんと伝えられる

 

これも問題.

 

考えてみて欲しい.

世の中にはただ人に伝えることだけでゲームとして通用する遊びがあるのだ.

その名も伝言ゲーム

 

プロのアナウンサーでも伝えるのは結構難しい.

普通のひとは、まず伝えられないという前提でいたほうが安全なのだ.

 

だから一次情報が大切なのだ.

 

二次以下の情報は何が悪い?

 

メディアやネットなんて一次情報と二次以下の情報が入り乱れている.

ネット社会になってきて一次情報が大切になってきたのは、さらに人を騙してマネタイズしようとする人たちが出てきたからかもしれない.

 

例えば、ハゲに関するビジネスなんてそうだ.

みんな日本皮膚科学会ガイドラインにどうすればいいかなんて書いてあるのに、CMやネット広告の二次情報に騙されてお金をむしりとられる.

 

ちなみにこの場合の一次情報はこれだ

  ↓

参考:男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017 年版

https://www.dermatol.or.jp/uploads/uploads/files/AGA_GL2017.pdf

 

話は脱線しているが、男性は特に一度は目をとうしておいた方がいい。

 

 

情報の一次、二次の選別がネットの潮流を作ってる

 

しかし、ヒトはなかなかしっかりしている.

ちゃんと、一次情報と二次情報を選別している方法を本能的に選んでいるようだ.

 

上記のガイドラインようなみんなの常識として明文化されているものもその一つだが、

もっと単純にみんなが選んでいるものがある.

それは、写真や動画である.

 

通信系のコニュニケーションの流れを考えてみて欲しい.

 

僕らがまだ子供の頃、ポケベルが流行っていた.

たかが数字を打つのに貴重な10円を失うことの意味を理解するのに時間がかかった.

 

その後、学生になりメールで友人と連絡をやり取りをするようになった..

好きな子のメアドを入手したくて、入手しても送信できずにやきもきしたもんだ.

 

その後、mixifacebookSNSが流行り、みんな自分の人生の一コマでタイムラインを彩っていた.

いまや、あまり更新しなくなっているが...

 

ここまでは、ほとんどがテキスト中心のコミュニケーションであったと思う.

だが、やり取りする相手もリアルで会う人がほとんどであるため、一次情報を確保することができた.

 

しかし、その後、ひとは自分のコミュニティ外の人たちとコミュニケーションを求めるようになった.

その流れに乗るかのように、Twitterの人気が上昇した.

 

そしてテキストのコミュニケーションは、写真や動画へ進化していった.

その代表格が、Instagramという写真中心のSNS

動画系ではYoutube やTic tocといったSNSだ.

 

そして、Voicyみたいな個人が声でつくれるメディアも出てきた.

これは、ライブ感があるというか、なかなか不思議なメディアで個人的にすごく好きで楽しんでいる.

 

今後はさらにライブ感のあるメディアがじゃんじゃん出て来るのだろうか.

「人生の賞賛」という書籍で前田裕二氏がShowroomというメディアを作っているという.

https://www.amazon.co.jp/dp/B071GX8V8F/ref=dp-kindle-redirect?_encoding=UTF8&btkr=1

 

 

さいごに

 

と、このように通信系のコニュニケーションは、どんどん一次情報で作られるものになっていく.

今後は、どんどん情報量の多い動画、しかもライブ感があって自分がじかに体験できるようなものになっていくのではないだろうか.

 

遊びや仕事もきっと方向性はおなじだろう.

 

うまく立ち回っていかなきゃいけないですな!

 

以上.

 

堂平山の堂平山食堂

埼玉県の西の端、ときがわという町に堂平山という山がある.

東京からだと夕日の方向に連なる山脈の右端のあたりだ.スカイツリーに上がるとよく見える.

 

そこには天文台があって、おおくのサイクリストや里山登山を楽しむ人が集う.

そして、土日に行くとおばちゃんがいる.なかなか気さくでおしゃべり好きなおばちゃんだ.

 

今日は、そのおばちゃんの食堂について紹介したいと思う.

 

 

堂平山食堂

 その名を堂平山食堂という.

ここのおばちゃんは天気によって営業を決める.

 

営業予定については、延々と営業するか休むかを発信するブログでしか知ることはできない.基本的に土日の晴れの日にやっている.

   ↓

 

ameblo.jp

 

ブログの使い方はなかなか個性的だ.

 

ちなみに本当にふつうのおしゃべり好きなおばちゃんだ.

f:id:hibinomanabi:20181010073516j:image

山小屋のご飯と考えると、とてもいい。

 

ロードバイクの拠点としてもちょうどいい。

なぜならここから最寄りのコンビニまで20キロ近くはあるのだから.

 

おすすめメニュー

さて、ここで堂平山食堂のメニューを紹介したい.

 

おばちゃんが朝準備してくる料理もなかなか個性的であるのでこれ以外も試してほしい.

 

とりあえずトップ5!

 

No.5 よもぎ

 手作りのよもぎ餅.

甘さが控えめでなかなか良い.

f:id:hibinomanabi:20181009225131j:plain

 

No.4 甘酒ドリンクとヨーグルトジュース

堂平山の頂上でとれたブルーベリーをふんだんに使ったブルーベリーヨーグルトジュースはおすすめだ.

また、隠れた名物は甘酒である.

「甘酒は飲む点滴で江戸時代はよく夏にのまれたたんだよ〜」と教えてくれながら提供してくれる.

毎年新しい甘酒を試行錯誤しているようで、以前は「きなこ甘酒」というものもあった.なかなか乙な味だった.

 

No.3 イチジク煮

夏の終わりに堂平山食堂を訪れるとある.

イチジクを甘いシロップに漬けただけなのだが、おばちゃんの秘技が効いていて美味い.

経験上、いつもお昼には無くなっているので、みつけたら一度ご賞味あれ.

f:id:hibinomanabi:20181010073646j:image

 

ちなみに今年(2018年)の甘露煮は酢がきいていた.

もうちょっと甘いシロップの方が好きだな...

 

No.2 豚汁セット

「畑の豚汁」だったかな.

最初は「豚汁」と普通の名称だったのに、なぜか「畑の」をつけた.お客さんに勧められたらしい.

これはオススメだ.

2番にしておくのがもったいない.

ちなみに、おこわを豚汁に浸して食べる食べ方がつうの食べ方です^^ 

 

ちなみに登山する人界隈で有名らしく、登山シーズンにはよく売り切れとなっている

 

(しまった。写真がない…).

 

No.1 カレーセット

 個人的にはこれが一番好き.

おばちゃんの特性カレーに各種野菜とゆで卵がつく.

季節によって、野菜はビュッフェけいしきとなり山盛りで食べれる.

f:id:hibinomanabi:20181010074208j:image

ちなみにカレーもどんなカレーになるかはおばちゃんの気分次第だ.

ドライカレーだったらとてもラッキーなのでぜひ.

何度も通っても飽きない味である.

 

 

番外編

夏の暑い日は、たまにかき氷をやってくれてたりする.

イチゴなんかはシロップでなくて、おばちゃんの手作りジャムである.イチゴがゴロゴロ乗っている.

f:id:hibinomanabi:20181009225227j:plain

 

 

 

さいごに

堂平山山頂下に白石峠というロードバイクのりが集う峠がある.

なので、ロードバイク乗りにとっては有名かもしれない.

 

2018年は12月の第1週まで、2019年は3月20日あたりから店を開くと言っていた.

 

もし、まだ行ったことがなければ行ってみることをオススメする. 

手作りな山小屋メシとも自転車の補給食にもなる美味しいご飯とおしゃべりでおもてなししてくれるはずだ.